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Channel: ~スンダリ・ミカ オフィシャルブログ~
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バルパック ソーラーランタン基金のミッションを終えてカトマンズに戻りました。

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バルパック ソーラーランタン基金のミッションを終えてカトマンズに戻りました。日本の皆様からお預かりしたお金で2月20日に13個のソーラーランタンを羊放牧農家さんに配ってきました。




21,22日の2日間はバルパックで700年の歴史ある羊放牧を調査しに行きました。2月21日の夜は満月の2日前でしたが、月明かりの中で数百頭の羊たちに囲まれるという、まるでおとぎ話のような体験をしました。



バルパックには1453世帯ありますが、

そのうち72人が今回の震災で亡くなったそうです。

全壊半壊の家屋は70%以上に上ります。


震災から10カ月たって人々は都市計画に基づいた

村の再建に向けて、まずは自宅の修復を女性たちを

中心に行っています。バルパックは昔から

ラウレと呼ばれる海外の出稼ぎ(主に傭兵)が多いのですが、

男手が足りない中での復興再建です。


2016年秋冬帰省中です!現在日本全国縁筆ワークショップで行脚中!

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ご無沙汰しています。

最近はフェイスブックをメインに更新していました。

2016年10月14日から日本に帰省しています。

2017年1月末まで日本にいる予定です。

 

2016年10月16日から11月23日までの活動の記録はこちらから

 

 

2016年10月29日 倉敷北中学校人権講演会 で 訪倉

 

 

FMくらしき出演10月21日放送分

こちらから当日の放送を聞くことが出来ます。(クリックしてください)

 

 

2016年11月20日みつや交流亭でのネパール縁日

 

2016年11月23日北九州小倉での縁筆ワークショップ

 

 

あちこち縁筆・ネパール関係で飛び回っています。

 

ネパールスタディーツアー募集開始しました!

 

2017年春 ネパール震災復興支援ツアー9日間
~ダフェプロジェクト ネパール支援~
出発日:2017年3月3日(金)〜3月11日(土) 9日間
• 行 先:ネパール
• 最少催行:6名(2017年1月末締切)
• 添乗員:現地日本語係員がお世話いたします。 
• 旅行代金:179,800円~199,800円

(燃油サーチャージ込)

成田空港・関西空港・福岡空港 からの出発

ツアーの詳細はこちらのページをご覧ください

フェイスブックイベントページもフォローしてください。

新着情報随時アップします。

こちらから

  

2017年春のネパールスタディーツアー9日間教育・環境・女性問題に取む旅

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この春もやります!

2017年春のネパールスタディーツアー 

 

ネパール震災復興支援 

環境・子供・女性問題に取り組むスタディツアー9日間
2017年3月3日~11日(9日間)最少催行人数 6名 
費用/旅行代金:179,800~199,800円
関西空港 成田空港 福岡空港 発着

ネパールスタディーツアー参加者広場(前回のツアーのことが紹介されています)

↑ここをクリックしてください↑


ツアーの紹介をしているラジオ番組です
FMくらしき 第参金曜最終便2016年10月21日放送分(約10分

↑ここをクリックしてください↑

 


ボランティアナビゲーター スンダリミカ からのメッセージ 
途上国が抱えている問題ってなんだろう?開発の現場ってどうなっているんだろう?現在どんな支援が行われていて、これから必要とされている支援はなんだろう?テレビ番組や新聞・雑誌のニュースからだけではわからない現場の声。特定のNGOやNPOに所属して活動する前に、自分にあった活動や研究のテーマを探してみたい、そんな進路に悩む大学生や人生にモノ思う社会人の参加をお待ちしています。

 



 

 

●現地のNGO・大学生と共に学び、考え、行動する ボランティアツアーのポイント

1)「ネパールの社会福祉や開発の現場を向上させたい」 現地の人と一緒に取り組む9日間

ネパールの福祉大学の大学生やNGOのスタッフとともに一緒にボランティア活動しましょう。アプローチの仕方、方法論、問題提起、解決方法など、毎日の活動で感じたことをシェアしながら、自分自身も成長できる9日間です。

 


2)大都市カトマンズと地方の2つの村を比較しながらそれぞれが抱える問題を考える

大都市には大都市の問題があり、村には村の問題があります。カトマンズに隣接する2つの村での活動から比較検討して浮かび上がるコミュニティーが抱える問題をみんなで議論しましょう。異なる村の人々、可愛い子供とふれあえることも魅力のひとつです。
 


3)実践重視のプログラムで自分自身の人間的成長も

実践を通じてネパールが抱える諸問題に取り組む毎日。グループワークを通じて芽生える達成感。現地住民やNGOとの共同作業から感じる連帯感。国際協力活動の醍醐味を様々な経験から体得していきます。


4)市内観光や買い物の時間もたっぷり!

世界遺産にあふれるカトマンズ盆地。寺院や王宮跡をめぐる市内観光はもちろん、買い物の時間も十分にとっているので、初めてのネパール訪問でも大満足。

 

 

 

 

↓ここをクリックしてください↓

ツアーお申込み・日程詳細につい

てはこちらから

 

 

 

 

 

ダフェプロジェクト

ネパール支援活動報告HP

 

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクト

 

 

2016年 TERAKOYA縁筆プロジェクトがやったこと一挙公開

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2015年7月から始まったTERAKOYAプロジェクトですが、まだTERAKOYAプロジェクトのことをよく知らないという方もいると思うのでこの機会にご紹介・ご説明します~!

 

 

 

 

TERAKOYA学習塾と縁筆プロジェクト、そして2016年9月から始まったTERAKOYA縫製訓練学校の総称です。TERAKOYA学習塾はネパールのローカルNGOであるビジェタ エコ コミュニティーがヌワコット郡からの震災避難住民の子供たちに対する教育支援として2015年7月24日から始めました。TERAKOYA縁筆プロジェクトはTERAKOYA学習塾の運営資金を調達する手段として2015年8月7日から始めました。現在は縁筆を通じてネパールと日本の人たちをつなぐ多文化共生プロジェクトに発展しています。TERAKOYA縫製訓練学校はTERAKOYA学習塾に通う子どもたちの母親に職業訓練をし自立をさせるためのプロジェクトです。

 

TERAKOYAprojectについては

こちらをご覧ください。(ここをクリック)

 

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクトは継続可能なネパールの支援を日ネ双方向で楽しくやっていこうじゃないかということを目指しています。

 

 

 

 

ネパールの女性たちが作った

手作り再生新聞紙でできた鉛筆を

募金のお礼にしたり、ノベルティーグッズとして

採用してもらうなどして

TERAKOYA学習塾の運営資金を捻出し

ネパールで運営する地元ローカルNGOに

運営を託しています。

 

 

 

日本各地で縁筆作りのワークショップを行ってきました。

 

 

香川

 

 

岡山

 

東京

 

 

大阪

 

 

北九州

 

 

縁筆を使ったお絵かきワークショップも

ネパールで行ってきました。

 

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクトは

 

【目的】皆様から頂いた寄付金でネパール製再生紙鉛筆を購入し、ネパールの子供たちにプレゼントします。また、寄付金の一部はTERAKOYA学習塾の運営費にあてられます。


【対象】ビジェタ エコ コミュニティーとスンダリミカが支援活動をしている地域の学校や福祉施設に対して鉛筆を寄贈します。


【効果】外国産の文房具を送るのではなく、ネパール国産の文房具を子供たちに贈ることは、教育支援だけでなくネパールの産業支援、制作に携わる女性達の自立支援にもつながります。日本国内では縁筆作りのワークショップを通じてモノづくりの楽しさや出来上がった縁筆を使って「書く・描く・伝える」というワークショップを通じてネパールの人たちとの心の交流をします。


【継続可能な支援を目指して】再生紙鉛筆の受注発注、制作請負、配布を通じて お金を託す人、ダフェプロジェクト(ネパールと日本をつなぐ会社)、ブランカモンティーノ(再生紙鉛筆の受注を請け負う団体)、ビジェタエココミュニティー(現地ローカルNGO)、ネパールの子供たち、鉛筆会社の女性たちが有機的な関係で繋がっていきます。

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクトの2015年8月から2016年12月までの活動のすべてが時系列で掲載されているページをご覧ください。

 

 

TERAKOYAプロジェクトの活動現場をめぐる9日間のスタディーツアーをします。

 

ネパール震災復興支援ツアー9日間

~ダフェプロジェクト ネパール支援~

出発日:2017年3月3日(金)〜3月11日(土) 9日間

• 行 先:ネパール

• 最少催行:6名(2017年1月末締切)

• 添乗員:現地日本語係員がお世話いたします。 

• 旅行代金:179,800円~199,800円(燃油サーチャージ込)

成田空港・関西空港・福岡空港 からの出発

 

 

詳細・お申込みはこちらのHPから(クリックしてください。)

 

■現地コーディネータースンダリ・ミカより■ 

◎2015年の震災から復興に取り組むネパールのローカルNGO活動をサポートします。

このツアーでは、子どもの教育支援、環境保全、女性の自立支援、フェアトレード支援など、ネパールが抱える様々な社会問題を体験的に学ぶ機会を提供します。

 

◎実践的・体験的なアクティビティが満載です。
再生紙鉛筆工場での鉛筆作り体験、紙鉛筆を使っての小学校での環境教育、鉛筆デコレーションを通じて子どもの個性を伸ばす活動、作った紙鉛筆を使っての手紙の交換。
現地住民・現地NGOとの共同作業から感じる連帯感や国際協力活動の醍醐味を様々な経験から体得していきます。

 

 

■3つのメリット■ 

※このツアーは、将来、国際協力分野での活躍を目指したり、途上国の人々やこどもたちとの交流活に興味のある学生、社会人の方におススメです。

1.マイクロファイナンス銀行と一緒に取り組むヤギ支援の現場視察を通じて、農村部の女性たちの経済的自立を支える銀行について学びます。

2.市内観光や買い物の時間もたっぷり!また、世界遺産の清掃活動を通じて、観光立国ネパールの復興を支援します。

3.世界遺産があふれるカトマンズ周辺。寺院や王宮後をめぐる市内観光はもちろん、ソーシャルプロダクトをお土産として購入するのも現地支援につながります。

 

 

皆さんの参加をお待ちしています!

 

 

 

TERAKOYA学習塾と縁筆プロジェクトの軌跡をフォトブックにまとめました。

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2015年7月から2016年12月にかけて、ダフェプロジェクトがネパールと日本で取り組んだTERAKOYAプロジェクトの軌跡をフォトアルバムにまとめました。ページ数や掲載できる写真の枚数の関係で泣く泣く掲載を断念した写真がたくさんあります。

 

このフォトアルバムをまとめながら

 

TERAKOYAプロジェクトの意味や役割
継続可能であることの仕組み
発展性と今後の可能性
子供から大人まで楽しめる縁筆プロジェクトイベントのアイディア

 

について考えていました。

 

今年はもっとたくさんの人たちと繋がって楽しみながらこの支援活動を続けていきたいとおもっています。

 

ご縁でつながる世界の仕組み

ネパールの無償学習塾と新聞紙鉛筆の物語

 

 

ご縁でつながる世界の仕組み

ネパールの無償学習塾と新聞紙鉛筆の物語

 

TERAKOYA学習塾誕生の物語
ネパール大震災による被災者が暮らす避難テント村

(カトマンズ市チュッチェパティ2015年5月撮影)

 

ネパール大震災から3カ月。緊急支援がひと段落ついた頃。震源地から避難してきた家族と地元の貧困世帯の子供たちの、震災時の混乱によって遅れた学習状況を改善する必要があることに気が付いた現地NGOビジェタエココミュニティーの代表は自身が所有している倒壊した古い家屋を修復して子供のシェルターを作りました。

 

 

2015年7月24日から試験的に始められていた子供シェルターを「TERAKOYA学習塾」と命名し、2015年8月4日に開塾式をしました。

運営には地元の大学生たちも有料ボランティア教師として協力してくれています。彼らに支払われる謝礼もまた、彼らが通う大学の学費にあてられます。

子供達はTERAKOYA学習塾でその日学校から出された宿題を終わらせて家に帰ります。貧困世帯の子供の両親は幼少時学校に通っていなかった人も多く、簡単な内容の宿題さえ見てあげることが出来きませんでした。

 

 

 

 

 

 

TERAKOYA縁筆誕生の物語


新聞紙鉛筆につける
ラベルを切っている鉛筆工場の女性(2015年7月)

 

 

2015年7月。新聞紙で鉛筆を作るという事業で社会起業した女性たちの会社と知り合いました。そこには未亡人や障がいのある女性たちが働いていました。彼女たちもまた被災して経済的に困窮していました。新聞紙鉛筆を購入することでTERAKOYA学習塾を支援する仕組みが作れないものかとダフェプロジェクトは考えました。

 

 

2015年8月。ネパール雑貨ブランド「ブランカモンティーノ」のコーディネートで、日本の方から託された義援金で新聞紙鉛筆を購入し、支援者の名前とメッセージを印刷したラベルを貼った「TERAKOYA縁筆」をつくり、被災した子供たちに配りに行くことから始めました。

 

 

 

“新聞紙で出来ている鉛筆なんてはじめてみた”

左:カトマンズの肢体不自由児の寄宿舎にて(2015年8月)
右:スンダリジャルにある公立学校にて(2015年8月)
20・21ページ:バッテダンダ村の学校にて(2015年9月)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縁筆ワークショップがつなげる世界の物語 日本編
岡山の学童保育で行われた縁筆ワークショップ (2016年3月)

 

日本の子供たちにネパールのお話をしながら紙鉛筆を作るワークショップを行いました。
左:熊本益城町の学童で縁筆WS(2016年5月)
右上段:福島いわき市で縁筆WS(2016年12月)
右下段:大阪府十三ゆるらかふぇで縁筆WS(2016年8月)

 

 

左上段:北九州で行われた縁筆WS(2016年11月)
左下段:東京成増で行われた縁筆WS(2016年5月)
右:岡山フェアトレードデーで行われた縁筆WS(2016年5月)

 

 

鉛筆は大人も子供もお年寄りも日本人も外国人も
誰でも使えるユニバーサルな文房具です。
縁筆作りを通じて
やさしい世界がつながっていきました。

自分で作った「世界で一つの鉛筆」で
誰に何を伝えるかも
縁筆プロジェクトの大切なテーマです。

 

 

 

縁筆ワークショップがつなげる世界の物語 ネパール編

バッテダンダ村の学校で行われた縁筆
デコレーションワークショップ (2016年1月)

 

 

 

 

 

 

思い思いのデコレーションをほどこした縁筆で
日本の子供達から寄せられた
ネパールに関する質問に答えの手紙を書きました。
前頁:バッテダンダ村デコ縁筆WS(2016年1月)
本頁:スンダリジャル村デコ縁筆WS(2016年3月)

 

 

 

 

 

 

縁筆募金の物語
ネパール支援をしているバナナくらぶが
日本の会員さん向けに作ったネパール応援縁筆 (2016年12月)

 

 

右:登山家 栗城多史さんのクラウドファウンディングの

リターンに採用してもらいました。(2016年9月)

左:ネパールで行われた植樹祭に参加した子供たちに配られた

記念文房具に縁筆を採用してもらいました。(2016年6月)

 

 

横浜のネパールレストラン「エミネパール」の開店5周年記念の

記念品として縁筆を採用してもらいました。(2016年12月)

大阪十三のゆるらかふぇ店内でやっている「ネパールチャリティー500円募金」に

採用してもらいました。縁筆3本と鉛筆削り1個のセットです。(2016年10月)

 

 

 

 

 

貧困世帯のネパールの子供と女性の経済的自立を応援する仕組みつくりをするのがTERAKOYAプロジェクトです。TERAKOYA学習塾の「子供たち」と鉛筆工場の「女性たち」とこの物語を読んだ「あなた」。縁筆が取り持つご縁でつながってみませんか?

 

ダフェプロジェクトではTERAKOYAプロジェクトを応援してくれる個人・団体・企業を募集しています。お気軽にご連絡ください。→検索サイトで「ダフェプロジェクト」で検索してください。


左:日本から来たお客さんにネパールの国歌を歌っておもてなしする

TERAKOYA学習塾の子供たち(2016年9月)

 

企画:ダフェプロジェクト(岡山)
編集:スンダリミカ(ネパール大衆歌謡歌手)
協力:ブランカモンティーノ(ネパール製紙縁筆製作)

 

 

 

おしまい

 

しまうまプリントの

フォトブックでした。

 

 

 

 

 

 

本当にあった留学生残酷物語2017年5月

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4月4日にあった、東京の日本語学校の入学式の写真です。


こちらの学校では4月申請は7人の在留許可が下りたのですが、
入学式に間にあわせて来日できたのは、私の隣にいる
Pちゃん一人だけでした。


「入学式には一番いい服を着てきてね。」


私も作ったばかりのクルタを着ていきましたが、
ネパールから参加した“スンダリ”2名だけが正装をしているという
カジュアルな入学式でした。


人生の一大事の最初の思い出を
これからの人生でも大切にして欲しいと思います。


今日、2か月ぶりにPちゃんに会いましたが、
まだアルバイトが見つからず
少し焦っている様子でした。


午後のクラスなので、希望の時間帯と
探したアルバイトの時間帯があわないということでした。
順調にいけば半年後には午前の中級クラスになれるから
それまでのガマンと教務の先生から言われていました。
中級レベルの日本語が話せるようになれば、
学校からの紹介アルバイトもあるからと。


この2ヶ月、Pちゃんは自力で仕事を見つけようと
たくさんの面接を
学校の先生が知らないところで受けていました。


ヤマト運輸、居酒屋、人材派遣会社、弁当箱詰め、、、、


東京のこの界隈では、ネパール人留学生の仕事探しの
お手伝いを先輩留学生が手伝ってくれるそうですが、、、、
紹介料3万円を仕事斡旋の成功報酬として
前払いしなければならないそうですΣ( ̄ロ ̄lll)


生々しい留学生残酷物語を目の当たりにして
私は、うるうるしてしまったのでした。


そんなお金払う必要ないよ!(; ・`д・´)


就労前の成功報酬3万円って、、、
なにそれ。_| ̄|○。。。。。。


来週27日に同居人女性の知人が面接に付き合って
くれるとのことで(もちろん無報酬)、決まるといいな、
と思います。


決まらなければ、半年前に同校に入学した女子学生が
現在働いている弁当工場に紹介してもらえないか
教務の先生が聞いてくれるということですが、
いずれにしても、来日して半年はいろいろな意味で
サバイバルです。


頑張れPちゃん!
頑張れ私!


他人事とは思えない。
来日・帰国2カ月目の出来事でした。

ネパールで織った草木染用手織り布(竹×麻)で藍染教室をしました。

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2017年6月5-8日にかけて、東京・成増でネパールで織った手織り生地を使った藍染め教室をしました。

 

 

「ネパール天然素材手織り布プロジェクト」とは、ヒマラヤ雑貨工房 ブランカモンティーノが応援するネパールの村に産業と女性の自立支援をめざしたプロジェクトです。

 

 

このプロジェクトはネパールで草木染工房を運営しているサンティさんの「村に仕事を!女性の自立を!」というスローガンを日本の支援者に伝え、草木染用の手織り生地の購入、草木染教室の開催を通じて産業支援をします。

 

 

サンティさんの紹介ページはこちら。

 

 

最初ブランカモンティーノはサンティさんが染めたスカーフやショールを日本で売ろうと思って輸入しましたが、日本人の好みや流行りの色についての読みを誤り、大量に売れ残ってしまいました。

 

しかし、草木染の趣味の有る支援者から「染めてない生地があったらぜひ染めてみたい」という希望が多数あり、それなら、染めていない生地を作ってもらって、機織りの仕事を村にもたらすことはできないか、と考えたのです。

 

 

これが、サンプルの生地です。

 

 

縦糸が竹糸、横糸が麻糸です。

 

こちらの布を使って、千葉県館山にお住まいの草木染め染色作家の穂積玲子さんがワークショップをしてくださいました。

 

穂積さんとはこんな方です。

 

 

穂積玲子

27年間保育士として勤務。在勤中より玉ねぎ・ミカンの皮、黒豆・ゴボウの灰汁など台所にあるもので染め始める。
 
2006年退職後、各種草木染講習会・日本絹の里継続講座を受講。
2012年から千葉県館山市で藍・和綿を育て染め始める。

2016年から徳島藍染通信文化講座受講。徳島でのスクーリングに参加。

 

 

 

ネパールの布を北海道の染色工房の方が藍染した作品はこちら。

 

この花柄模様は「抜染」という技法だということです。裏は色は抜けていません。

 

こちらの藍染をしてくれた工房は北海道のあいの里にある工房さんです。あいの里は明治の開拓期に付近一帯で藍の栽培が盛んであったことから、ニュータウンの愛称としてあいの里と名付けられ、それが正式な町名となったとのこと。

 

日本で一番有名な藍染といえば徳島県(阿波国)で行なわれる「阿波藍(あわあい)」ですが、明治後期以降、輸入品に押されて衰退してしまいました。日本の藍栽培は、安価なインド藍や合成染料の輸入によって明治後半には急速に衰えたということです。

 

 

実際に染めてみた染色家の方が抱いた布への感想はこんな感じです。


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染めた後、生乾きでアイロンをかけると、紬に似た艶(光沢)が出るのに驚きました。竹×麻の布なので糸のギャップによって生まれる艶なのかな、と思います。染めているとき布が柔らかくトロンとしているので手肌にしっくり馴染んで触れていて布の重みが心地よいです。
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藍染教室はこんな感じで行われました。

 

 

 

 

教室の様子がよくわかる、もっとたくさんの写真が載っているアルバムはこちらからです

 

 

穂積さんはこんな思いでネパール支援草木染教室、竹×麻の布を広めていってくださっています。以前交わしたメールの内容からの抜粋。
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草木染ワークショップと私の染め(売上の1割)で得たお金を織機のレンタル代金の一部に充てて頂きたい。モチベーションの有り様が変わるのは確実。手織に近い布は貴重です。

奈良の益久染織研究所の和紡布は50年近く前、中国山東省の山奥に日本の伝統技法を伝え合弁会社を設立したお陰で現在日本では産業として成立不能な無農薬木綿栽培と手紡ぎ糸による手織りに近い木綿布を遺せた。

手仕事に携わる仲間を応援したいです。

(中略 草木染作品を委託販売してもらえることになったお店の方とのやり取りが書かれた後、)

手織りに近い織機を工房に入れるプロジェクトを支援していると話したら、お金を寄付するのでは自立に繋がらないからね、と賛同されて。励みになりました。

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6月5日から8日までおこなわれた穂積さんの草木染教室へは4日間で16名の方が参加して、参加費と作品の売り上げから11380円をプロジェクトへ寄付していただきました。教室と作品展示の様子が書いてあるページはこちらです。
 

 

ネパールの生地と草木染教室に興味を持った方は、お気軽にご連絡ください。穂積さんの出張教室のアレンジ致します。


5人以上の参加者がいるところに穂積さん(千葉県館山在住)が出張講師に参ります。
草木染教室講師依頼・穂積さんへの作品制作依頼など
詳しくはお気軽にこのブログにコメントするか、ブランカモンティーノへメールでお問い合わせください。

 

メールはこちらまで blankamontino@gmail.com

 

 

藍染以外にもこんなかわいい色の作品もありますよ。

 

 

 

わくわく楽しい途上国支援

手織り生地と草木染で

2つの国を繋ぎ

継続可能な仕組みを

提案します。

 

 

 

 

富山ネパール文化交流協会のダルマ ラマさんのMANDARA展に参加してきました。

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冨山在住の曼陀羅絵師のダルマ ラマさんにお招きいただきまして、富山県射水市のギャラリーカフェにいってきました。

 

 

こちらが会場の葉っぴ~カフェtuttiです。小松菜農家の荒木さんが射水市の小松菜の普及活動のステーションとして3年半前に始めた農家カフェです。

 

 

 

ここで2017年6月2日~4日までいっぴつ画アーティストのAKKOさんとダルマさんによるマンダラ展が開催されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は6月3日のイベントで、ステージでネパールの歌を歌いました。

 

 

 

 

今をさかのぼること2年前。2015年4月のネパール震災の時、富山に住んでいるネパール人とネパール好きの日本人が一つになってネパール震災支援活動をしました。その時に正式に誕生したのが、富山ネパール文化交流協会です。ダルマラマさんは富山に来られて11年たちます。

 

富山ネパール文化交流協会

 

 

 

ダルマさんの紹介

 

ダルマ ラマ ヨンジャ

 

1973年10月、ネパールの首都から
200キロぐらい離れた北東方面チベットの玄関口
SINDUPALCOHOK(シンズパルチョク)の
LISANKHU村にて生まれる。
(実家は現在、KATHMANDU(カズマンド)にある。)

ラマ家のお寺は『チョイフェルクンドリン』といい、
今でもシンズパルチョクにある。

小さいころから父と仏教の修行をして、
1994年から2000年まで兄とタンカ制作。

1996年9月トリブバン大学経済学IA卒業。BAも修得。
1996年タンカのスタジオの経営と教師。
2005年、日本へ。
現在、北日本新聞社カルチャー教室にて教師。

 

ダルマさんのブログより(続きはこちらからどうぞ)

 

 

 

 

ダルマさんは地元ではちょっとした有名人なんです。

 

 

 

そんなダルマさんですが、彼は3年間の農業研修を終えて、2017年の7月から富山県射水市の小松菜農家を継ぐことになりました。

 

 

 

 「日本にきて約10年になるネパール人の農業研修生ダルマ・ラマさんと荒木ご夫婦(荒木龍憲代表と真理子さん)が、小松菜ハウス内で自己紹介してくださっています。(この動画は野菜のブーケを全国に発送している富山のベジィデザインさんのサイトからです。)(続きはこちらから)

 

 

ダルマさんは小松菜をつくったり、曼荼羅を描いたりするだけじゃなく、とっても、お料理も上手なんです。

 

月に一回、ダルマさんのダルバートを食べる会を開催しているそうで、ダルマさんの作るダルバートのファンは多いとか。富山にお住まいで興味がある方は是非参加してみて下さい!(詳しくはこちら)

 

 

 

 

 

 

富山ネパール文化交流協会との交流がこれからも続きますように!

 

ブランカモンティーノの山ガール人形を小松菜ガールと命名して里子に出しました。

 

小松菜子ちゃん

ダルマさんが継いだ

小松菜を全国に広めようね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年春のネパールスタディーツアー9日間教育・環境・女性問題に取む旅

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この春もやります!

2017年春のネパールスタディーツアー 

 

ネパール震災復興支援 

環境・子供・女性問題に取り組むスタディツアー9日間
2017年3月3日~11日(9日間)最少催行人数 6名 
費用/旅行代金:179,800~199,800円
関西空港 成田空港 福岡空港 発着

ネパールスタディーツアー参加者広場(前回のツアーのことが紹介されています)

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ツアーの紹介をしているラジオ番組です
FMくらしき 第参金曜最終便2016年10月21日放送分(約10分

↑ここをクリックしてください↑

 


ボランティアナビゲーター スンダリミカ からのメッセージ 
途上国が抱えている問題ってなんだろう?開発の現場ってどうなっているんだろう?現在どんな支援が行われていて、これから必要とされている支援はなんだろう?テレビ番組や新聞・雑誌のニュースからだけではわからない現場の声。特定のNGOやNPOに所属して活動する前に、自分にあった活動や研究のテーマを探してみたい、そんな進路に悩む大学生や人生にモノ思う社会人の参加をお待ちしています。

 



 

 

●現地のNGO・大学生と共に学び、考え、行動する ボランティアツアーのポイント

1)「ネパールの社会福祉や開発の現場を向上させたい」 現地の人と一緒に取り組む9日間

ネパールの福祉大学の大学生やNGOのスタッフとともに一緒にボランティア活動しましょう。アプローチの仕方、方法論、問題提起、解決方法など、毎日の活動で感じたことをシェアしながら、自分自身も成長できる9日間です。

 


2)大都市カトマンズと地方の2つの村を比較しながらそれぞれが抱える問題を考える

大都市には大都市の問題があり、村には村の問題があります。カトマンズに隣接する2つの村での活動から比較検討して浮かび上がるコミュニティーが抱える問題をみんなで議論しましょう。異なる村の人々、可愛い子供とふれあえることも魅力のひとつです。
 


3)実践重視のプログラムで自分自身の人間的成長も

実践を通じてネパールが抱える諸問題に取り組む毎日。グループワークを通じて芽生える達成感。現地住民やNGOとの共同作業から感じる連帯感。国際協力活動の醍醐味を様々な経験から体得していきます。


4)市内観光や買い物の時間もたっぷり!

世界遺産にあふれるカトマンズ盆地。寺院や王宮跡をめぐる市内観光はもちろん、買い物の時間も十分にとっているので、初めてのネパール訪問でも大満足。

 

 

 

 

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ツアーお申込み・日程詳細につい

てはこちらから

 

 

 

 

 

ダフェプロジェクト

ネパール支援活動報告HP

 

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクト

 

 

2016年 TERAKOYA縁筆プロジェクトがやったこと一挙公開

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2015年7月から始まったTERAKOYAプロジェクトですが、まだTERAKOYAプロジェクトのことをよく知らないという方もいると思うのでこの機会にご紹介・ご説明します~!

 

 

 

 

TERAKOYA学習塾と縁筆プロジェクト、そして2016年9月から始まったTERAKOYA縫製訓練学校の総称です。TERAKOYA学習塾はネパールのローカルNGOであるビジェタ エコ コミュニティーがヌワコット郡からの震災避難住民の子供たちに対する教育支援として2015年7月24日から始めました。TERAKOYA縁筆プロジェクトはTERAKOYA学習塾の運営資金を調達する手段として2015年8月7日から始めました。現在は縁筆を通じてネパールと日本の人たちをつなぐ多文化共生プロジェクトに発展しています。TERAKOYA縫製訓練学校はTERAKOYA学習塾に通う子どもたちの母親に職業訓練をし自立をさせるためのプロジェクトです。

 

TERAKOYAprojectについては

こちらをご覧ください。(ここをクリック)

 

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクトは継続可能なネパールの支援を日ネ双方向で楽しくやっていこうじゃないかということを目指しています。

 

 

 

 

ネパールの女性たちが作った

手作り再生新聞紙でできた鉛筆を

募金のお礼にしたり、ノベルティーグッズとして

採用してもらうなどして

TERAKOYA学習塾の運営資金を捻出し

ネパールで運営する地元ローカルNGOに

運営を託しています。

 

 

 

日本各地で縁筆作りのワークショップを行ってきました。

 

 

香川

 

 

岡山

 

東京

 

 

大阪

 

 

北九州

 

 

縁筆を使ったお絵かきワークショップも

ネパールで行ってきました。

 

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクトは

 

【目的】皆様から頂いた寄付金でネパール製再生紙鉛筆を購入し、ネパールの子供たちにプレゼントします。また、寄付金の一部はTERAKOYA学習塾の運営費にあてられます。


【対象】ビジェタ エコ コミュニティーとスンダリミカが支援活動をしている地域の学校や福祉施設に対して鉛筆を寄贈します。


【効果】外国産の文房具を送るのではなく、ネパール国産の文房具を子供たちに贈ることは、教育支援だけでなくネパールの産業支援、制作に携わる女性達の自立支援にもつながります。日本国内では縁筆作りのワークショップを通じてモノづくりの楽しさや出来上がった縁筆を使って「書く・描く・伝える」というワークショップを通じてネパールの人たちとの心の交流をします。


【継続可能な支援を目指して】再生紙鉛筆の受注発注、制作請負、配布を通じて お金を託す人、ダフェプロジェクト(ネパールと日本をつなぐ会社)、ブランカモンティーノ(再生紙鉛筆の受注を請け負う団体)、ビジェタエココミュニティー(現地ローカルNGO)、ネパールの子供たち、鉛筆会社の女性たちが有機的な関係で繋がっていきます。

 

 

TERAKOYA縁筆プロジェクトの2015年8月から2016年12月までの活動のすべてが時系列で掲載されているページをご覧ください。

 

 

TERAKOYAプロジェクトの活動現場をめぐる9日間のスタディーツアーをします。

 

ネパール震災復興支援ツアー9日間

~ダフェプロジェクト ネパール支援~

出発日:2017年3月3日(金)〜3月11日(土) 9日間

• 行 先:ネパール

• 最少催行:6名(2017年1月末締切)

• 添乗員:現地日本語係員がお世話いたします。 

• 旅行代金:179,800円~199,800円(燃油サーチャージ込)

成田空港・関西空港・福岡空港 からの出発

 

 

詳細・お申込みはこちらのHPから(クリックしてください。)

 

■現地コーディネータースンダリ・ミカより■ 

◎2015年の震災から復興に取り組むネパールのローカルNGO活動をサポートします。

このツアーでは、子どもの教育支援、環境保全、女性の自立支援、フェアトレード支援など、ネパールが抱える様々な社会問題を体験的に学ぶ機会を提供します。

 

◎実践的・体験的なアクティビティが満載です。
再生紙鉛筆工場での鉛筆作り体験、紙鉛筆を使っての小学校での環境教育、鉛筆デコレーションを通じて子どもの個性を伸ばす活動、作った紙鉛筆を使っての手紙の交換。
現地住民・現地NGOとの共同作業から感じる連帯感や国際協力活動の醍醐味を様々な経験から体得していきます。

 

 

■3つのメリット■ 

※このツアーは、将来、国際協力分野での活躍を目指したり、途上国の人々やこどもたちとの交流活に興味のある学生、社会人の方におススメです。

1.マイクロファイナンス銀行と一緒に取り組むヤギ支援の現場視察を通じて、農村部の女性たちの経済的自立を支える銀行について学びます。

2.市内観光や買い物の時間もたっぷり!また、世界遺産の清掃活動を通じて、観光立国ネパールの復興を支援します。

3.世界遺産があふれるカトマンズ周辺。寺院や王宮後をめぐる市内観光はもちろん、ソーシャルプロダクトをお土産として購入するのも現地支援につながります。

 

 

皆さんの参加をお待ちしています!

 

 

 

TERAKOYA学習塾と縁筆プロジェクトの軌跡をフォトブックにまとめました。

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2015年7月から2016年12月にかけて、ダフェプロジェクトがネパールと日本で取り組んだTERAKOYAプロジェクトの軌跡をフォトアルバムにまとめました。ページ数や掲載できる写真の枚数の関係で泣く泣く掲載を断念した写真がたくさんあります。

 

このフォトアルバムをまとめながら

 

TERAKOYAプロジェクトの意味や役割
継続可能であることの仕組み
発展性と今後の可能性
子供から大人まで楽しめる縁筆プロジェクトイベントのアイディア

 

について考えていました。

 

今年はもっとたくさんの人たちと繋がって楽しみながらこの支援活動を続けていきたいとおもっています。

 

ご縁でつながる世界の仕組み

ネパールの無償学習塾と新聞紙鉛筆の物語

 

 

ご縁でつながる世界の仕組み

ネパールの無償学習塾と新聞紙鉛筆の物語

 

TERAKOYA学習塾誕生の物語
ネパール大震災による被災者が暮らす避難テント村

(カトマンズ市チュッチェパティ2015年5月撮影)

 

ネパール大震災から3カ月。緊急支援がひと段落ついた頃。震源地から避難してきた家族と地元の貧困世帯の子供たちの、震災時の混乱によって遅れた学習状況を改善する必要があることに気が付いた現地NGOビジェタエココミュニティーの代表は自身が所有している倒壊した古い家屋を修復して子供のシェルターを作りました。

 

 

2015年7月24日から試験的に始められていた子供シェルターを「TERAKOYA学習塾」と命名し、2015年8月4日に開塾式をしました。

運営には地元の大学生たちも有料ボランティア教師として協力してくれています。彼らに支払われる謝礼もまた、彼らが通う大学の学費にあてられます。

子供達はTERAKOYA学習塾でその日学校から出された宿題を終わらせて家に帰ります。貧困世帯の子供の両親は幼少時学校に通っていなかった人も多く、簡単な内容の宿題さえ見てあげることが出来きませんでした。

 

 

 

 

 

 

TERAKOYA縁筆誕生の物語


新聞紙鉛筆につける
ラベルを切っている鉛筆工場の女性(2015年7月)

 

 

2015年7月。新聞紙で鉛筆を作るという事業で社会起業した女性たちの会社と知り合いました。そこには未亡人や障がいのある女性たちが働いていました。彼女たちもまた被災して経済的に困窮していました。新聞紙鉛筆を購入することでTERAKOYA学習塾を支援する仕組みが作れないものかとダフェプロジェクトは考えました。

 

 

2015年8月。ネパール雑貨ブランド「ブランカモンティーノ」のコーディネートで、日本の方から託された義援金で新聞紙鉛筆を購入し、支援者の名前とメッセージを印刷したラベルを貼った「TERAKOYA縁筆」をつくり、被災した子供たちに配りに行くことから始めました。

 

 

 

“新聞紙で出来ている鉛筆なんてはじめてみた”

左:カトマンズの肢体不自由児の寄宿舎にて(2015年8月)
右:スンダリジャルにある公立学校にて(2015年8月)
20・21ページ:バッテダンダ村の学校にて(2015年9月)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縁筆ワークショップがつなげる世界の物語 日本編
岡山の学童保育で行われた縁筆ワークショップ (2016年3月)

 

日本の子供たちにネパールのお話をしながら紙鉛筆を作るワークショップを行いました。
左:熊本益城町の学童で縁筆WS(2016年5月)
右上段:福島いわき市で縁筆WS(2016年12月)
右下段:大阪府十三ゆるらかふぇで縁筆WS(2016年8月)

 

 

左上段:北九州で行われた縁筆WS(2016年11月)
左下段:東京成増で行われた縁筆WS(2016年5月)
右:岡山フェアトレードデーで行われた縁筆WS(2016年5月)

 

 

鉛筆は大人も子供もお年寄りも日本人も外国人も
誰でも使えるユニバーサルな文房具です。
縁筆作りを通じて
やさしい世界がつながっていきました。

自分で作った「世界で一つの鉛筆」で
誰に何を伝えるかも
縁筆プロジェクトの大切なテーマです。

 

 

 

縁筆ワークショップがつなげる世界の物語 ネパール編

バッテダンダ村の学校で行われた縁筆
デコレーションワークショップ (2016年1月)

 

 

 

 

 

 

思い思いのデコレーションをほどこした縁筆で
日本の子供達から寄せられた
ネパールに関する質問に答えの手紙を書きました。
前頁:バッテダンダ村デコ縁筆WS(2016年1月)
本頁:スンダリジャル村デコ縁筆WS(2016年3月)

 

 

 

 

 

 

縁筆募金の物語
ネパール支援をしているバナナくらぶが
日本の会員さん向けに作ったネパール応援縁筆 (2016年12月)

 

 

右:登山家 栗城多史さんのクラウドファウンディングの

リターンに採用してもらいました。(2016年9月)

左:ネパールで行われた植樹祭に参加した子供たちに配られた

記念文房具に縁筆を採用してもらいました。(2016年6月)

 

 

横浜のネパールレストラン「エミネパール」の開店5周年記念の

記念品として縁筆を採用してもらいました。(2016年12月)

大阪十三のゆるらかふぇ店内でやっている「ネパールチャリティー500円募金」に

採用してもらいました。縁筆3本と鉛筆削り1個のセットです。(2016年10月)

 

 

 

 

 

貧困世帯のネパールの子供と女性の経済的自立を応援する仕組みつくりをするのがTERAKOYAプロジェクトです。TERAKOYA学習塾の「子供たち」と鉛筆工場の「女性たち」とこの物語を読んだ「あなた」。縁筆が取り持つご縁でつながってみませんか?

 

ダフェプロジェクトではTERAKOYAプロジェクトを応援してくれる個人・団体・企業を募集しています。お気軽にご連絡ください。→検索サイトで「ダフェプロジェクト」で検索してください。


左:日本から来たお客さんにネパールの国歌を歌っておもてなしする

TERAKOYA学習塾の子供たち(2016年9月)

 

企画:ダフェプロジェクト(岡山)
編集:スンダリミカ(ネパール大衆歌謡歌手)
協力:ブランカモンティーノ(ネパール製紙縁筆製作)

 

 

 

おしまい

 

しまうまプリントの

フォトブックでした。

 

 

 

 

 

 

本当にあった留学生残酷物語2017年5月

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4月4日にあった、東京の日本語学校の入学式の写真です。


こちらの学校では4月申請は7人の在留許可が下りたのですが、
入学式に間にあわせて来日できたのは、私の隣にいる
Pちゃん一人だけでした。


「入学式には一番いい服を着てきてね。」


私も作ったばかりのクルタを着ていきましたが、
ネパールから参加した“スンダリ”2名だけが正装をしているという
カジュアルな入学式でした。


人生の一大事の最初の思い出を
これからの人生でも大切にして欲しいと思います。


今日、2か月ぶりにPちゃんに会いましたが、
まだアルバイトが見つからず
少し焦っている様子でした。


午後のクラスなので、希望の時間帯と
探したアルバイトの時間帯があわないということでした。
順調にいけば半年後には午前の中級クラスになれるから
それまでのガマンと教務の先生から言われていました。
中級レベルの日本語が話せるようになれば、
学校からの紹介アルバイトもあるからと。


この2ヶ月、Pちゃんは自力で仕事を見つけようと
たくさんの面接を
学校の先生が知らないところで受けていました。


ヤマト運輸、居酒屋、人材派遣会社、弁当箱詰め、、、、


東京のこの界隈では、ネパール人留学生の仕事探しの
お手伝いを先輩留学生が手伝ってくれるそうですが、、、、
紹介料3万円を仕事斡旋の成功報酬として
前払いしなければならないそうですΣ( ̄ロ ̄lll)


生々しい留学生残酷物語を目の当たりにして
私は、うるうるしてしまったのでした。


そんなお金払う必要ないよ!(; ・`д・´)


就労前の成功報酬3万円って、、、
なにそれ。_| ̄|○。。。。。。


来週27日に同居人女性の知人が面接に付き合って
くれるとのことで(もちろん無報酬)、決まるといいな、
と思います。


決まらなければ、半年前に同校に入学した女子学生が
現在働いている弁当工場に紹介してもらえないか
教務の先生が聞いてくれるということですが、
いずれにしても、来日して半年はいろいろな意味で
サバイバルです。


頑張れPちゃん!
頑張れ私!


他人事とは思えない。
来日・帰国2カ月目の出来事でした。

ネパールで織った草木染用手織り布(竹×麻)で藍染教室をしました。

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2017年6月5-8日にかけて、東京・成増でネパールで織った手織り生地を使った藍染め教室をしました。

 

 

「ネパール天然素材手織り布プロジェクト」とは、ヒマラヤ雑貨工房 ブランカモンティーノが応援するネパールの村に産業と女性の自立支援をめざしたプロジェクトです。

 

 

このプロジェクトはネパールで草木染工房を運営しているサンティさんの「村に仕事を!女性の自立を!」というスローガンを日本の支援者に伝え、草木染用の手織り生地の購入、草木染教室の開催を通じて産業支援をします。

 

 

サンティさんの紹介ページはこちら。

 

 

最初ブランカモンティーノはサンティさんが染めたスカーフやショールを日本で売ろうと思って輸入しましたが、日本人の好みや流行りの色についての読みを誤り、大量に売れ残ってしまいました。

 

しかし、草木染の趣味の有る支援者から「染めてない生地があったらぜひ染めてみたい」という希望が多数あり、それなら、染めていない生地を作ってもらって、機織りの仕事を村にもたらすことはできないか、と考えたのです。

 

 

これが、サンプルの生地です。

 

 

縦糸が竹糸、横糸が麻糸です。

 

こちらの布を使って、千葉県館山にお住まいの草木染め染色作家の穂積玲子さんがワークショップをしてくださいました。

 

穂積さんとはこんな方です。

 

 

穂積玲子

27年間保育士として勤務。在勤中より玉ねぎ・ミカンの皮、黒豆・ゴボウの灰汁など台所にあるもので染め始める。
 
2006年退職後、各種草木染講習会・日本絹の里継続講座を受講。
2012年から千葉県館山市で藍・和綿を育て染め始める。

2016年から徳島藍染通信文化講座受講。徳島でのスクーリングに参加。

 

 

 

ネパールの布を北海道の染色工房の方が藍染した作品はこちら。

 

この花柄模様は「抜染」という技法だということです。裏は色は抜けていません。

 

こちらの藍染をしてくれた工房は北海道のあいの里にある工房さんです。あいの里は明治の開拓期に付近一帯で藍の栽培が盛んであったことから、ニュータウンの愛称としてあいの里と名付けられ、それが正式な町名となったとのこと。

 

日本で一番有名な藍染といえば徳島県(阿波国)で行なわれる「阿波藍(あわあい)」ですが、明治後期以降、輸入品に押されて衰退してしまいました。日本の藍栽培は、安価なインド藍や合成染料の輸入によって明治後半には急速に衰えたということです。

 

 

実際に染めてみた染色家の方が抱いた布への感想はこんな感じです。


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染めた後、生乾きでアイロンをかけると、紬に似た艶(光沢)が出るのに驚きました。竹×麻の布なので糸のギャップによって生まれる艶なのかな、と思います。染めているとき布が柔らかくトロンとしているので手肌にしっくり馴染んで触れていて布の重みが心地よいです。
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藍染教室はこんな感じで行われました。

 

 

 

 

教室の様子がよくわかる、もっとたくさんの写真が載っているアルバムはこちらからです

 

 

穂積さんはこんな思いでネパール支援草木染教室、竹×麻の布を広めていってくださっています。以前交わしたメールの内容からの抜粋。
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草木染ワークショップと私の染め(売上の1割)で得たお金を織機のレンタル代金の一部に充てて頂きたい。モチベーションの有り様が変わるのは確実。手織に近い布は貴重です。

奈良の益久染織研究所の和紡布は50年近く前、中国山東省の山奥に日本の伝統技法を伝え合弁会社を設立したお陰で現在日本では産業として成立不能な無農薬木綿栽培と手紡ぎ糸による手織りに近い木綿布を遺せた。

手仕事に携わる仲間を応援したいです。

(中略 草木染作品を委託販売してもらえることになったお店の方とのやり取りが書かれた後、)

手織りに近い織機を工房に入れるプロジェクトを支援していると話したら、お金を寄付するのでは自立に繋がらないからね、と賛同されて。励みになりました。

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6月5日から8日までおこなわれた穂積さんの草木染教室へは4日間で16名の方が参加して、参加費と作品の売り上げから11380円をプロジェクトへ寄付していただきました。教室と作品展示の様子が書いてあるページはこちらです。
 

 

ネパールの生地と草木染教室に興味を持った方は、お気軽にご連絡ください。穂積さんの出張教室のアレンジ致します。


5人以上の参加者がいるところに穂積さん(千葉県館山在住)が出張講師に参ります。
草木染教室講師依頼・穂積さんへの作品制作依頼など
詳しくはお気軽にこのブログにコメントするか、ブランカモンティーノへメールでお問い合わせください。

 

メールはこちらまで blankamontino@gmail.com

 

 

藍染以外にもこんなかわいい色の作品もありますよ。

 

 

 

わくわく楽しい途上国支援

手織り生地と草木染で

2つの国を繋ぎ

継続可能な仕組みを

提案します。

 

 

 

 

富山ネパール文化交流協会のダルマ ラマさんのMANDARA展に参加してきました。

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冨山在住の曼陀羅絵師のダルマ ラマさんにお招きいただきまして、富山県射水市のギャラリーカフェにいってきました。

 

 

こちらが会場の葉っぴ~カフェtuttiです。小松菜農家の荒木さんが射水市の小松菜の普及活動のステーションとして3年半前に始めた農家カフェです。

 

 

 

ここで2017年6月2日~4日までいっぴつ画アーティストのAKKOさんとダルマさんによるマンダラ展が開催されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は6月3日のイベントで、ステージでネパールの歌を歌いました。

 

 

 

 

今をさかのぼること2年前。2015年4月のネパール震災の時、富山に住んでいるネパール人とネパール好きの日本人が一つになってネパール震災支援活動をしました。その時に正式に誕生したのが、富山ネパール文化交流協会です。ダルマラマさんは富山に来られて11年たちます。

 

富山ネパール文化交流協会

 

 

 

ダルマさんの紹介

 

ダルマ ラマ ヨンジャ

 

1973年10月、ネパールの首都から
200キロぐらい離れた北東方面チベットの玄関口
SINDUPALCOHOK(シンズパルチョク)の
LISANKHU村にて生まれる。
(実家は現在、KATHMANDU(カズマンド)にある。)

ラマ家のお寺は『チョイフェルクンドリン』といい、
今でもシンズパルチョクにある。

小さいころから父と仏教の修行をして、
1994年から2000年まで兄とタンカ制作。

1996年9月トリブバン大学経済学IA卒業。BAも修得。
1996年タンカのスタジオの経営と教師。
2005年、日本へ。
現在、北日本新聞社カルチャー教室にて教師。

 

ダルマさんのブログより(続きはこちらからどうぞ)

 

 

 

 

ダルマさんは地元ではちょっとした有名人なんです。

 

 

 

そんなダルマさんですが、彼は3年間の農業研修を終えて、2017年の7月から富山県射水市の小松菜農家を継ぐことになりました。

 

 

 

 「日本にきて約10年になるネパール人の農業研修生ダルマ・ラマさんと荒木ご夫婦(荒木龍憲代表と真理子さん)が、小松菜ハウス内で自己紹介してくださっています。(この動画は野菜のブーケを全国に発送している富山のベジィデザインさんのサイトからです。)(続きはこちらから)

 

 

ダルマさんは小松菜をつくったり、曼荼羅を描いたりするだけじゃなく、とっても、お料理も上手なんです。

 

月に一回、ダルマさんのダルバートを食べる会を開催しているそうで、ダルマさんの作るダルバートのファンは多いとか。富山にお住まいで興味がある方は是非参加してみて下さい!(詳しくはこちら)

 

 

 

 

 

 

富山ネパール文化交流協会との交流がこれからも続きますように!

 

ブランカモンティーノの山ガール人形を小松菜ガールと命名して里子に出しました。

 

小松菜子ちゃん

ダルマさんが継いだ

小松菜を全国に広めようね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネパールのグリーンリボンキャンペーンチーム結成キックオフミーティングをしました。

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本日ネパールのグリーンリボンキャンペーンのためのチーム結成のキックオフミーティングをしました。 今日集まったメンバーは次の3人です。 

 

バクタプルの臓器移植センターの医師であり、日本の広島大学で5年間肝臓移植についての博士課程を修了されたラリット先生。ASSITEJネパール(世界中の児童青少年のための舞台芸術に携わる人や団体の横のつながりのネパール支部)の代表のディパソンさん。そして、ネパール大衆歌謡歌手のスンダリミカです。 

 

ネパールの臓器移植センター

https://hotc.org.np/en/

 

ASSITEJとは?

http://assitej-japan.jp/?page_id=19

 

ネパールのグリーンリボンキャンペーンチームのファーストミッションは、ネパールの臓器移植に関する現時点での情報を易しく伝える啓蒙演劇の制作をすることです。

 

 

 

ラリット先生のコーディネートで、ネパールの臓器移植の現状に関する勉強会を持ち、ASSITEJネパール ディパソンさん率いる演劇チームが台本を作成します。スンダリミカは日本で啓蒙演劇をネパールで上演するためにかかる経費をクラウドファウンディングのお手伝いをします。出来上がったお芝居は日本でいうところの中学2・3年生を対象に上演する予定です。 

 

 

日本では臓器移植に関する法律が制定されてから今年で20周年といいますが、ネパールでは昨年の12月に臓器移植に関する法律が制定されたばかり。脳死判定された体から臓器の移植を待つだけではなく、夫婦や兄弟、親戚間の腎臓、肝臓の移植が法的に可能になったことをもっとネパールの国民に知ってもらいたいし、臓器移植に関する啓蒙演劇を鑑賞することは命の尊厳や、人権について考えるきっかけにもなります。思春期を迎えた子供達にとって大変良い道徳教材になるだろうとラリット先生は言っていました。 

 

 

つい先日ラリット先生が参加してきたばかりだというスリランカでおこなわれた臓器移植学会で、ヒンドゥー教、仏教、キリスト教、イスラム教といった南アジアの主要な宗教において、臓器移植を禁止する趣旨の教えはどこにも書いていない、という内容の論文が発表されたそうです。特に最近はイスラム教徒の中で臓器提供・移植の事例が増えてきているということでした。私たちが作ろうとしている啓蒙演劇の中には、各宗教の敬虔な信者が、それぞれの立場で臓器移植について意見を述べるようなシーンもあったほうがいいだろう、という意見をラリット先生もおっしゃっていました。ネパールの臓器移植医療の発展の足かせになっているものが、臓器の摘出に関する宗教観であるなら、まずはそれについての偏見を取り除くことが大切、という考えからです。 

 

 

14・15歳にもなれば命の大切さや人権、困っている人を助けたいと思う気持ちについて考えることが出来るようになるし、臓器移植の啓蒙演劇を通じてそういう道徳教育を受けるきかいが増えていけばこの国の移植医療はもっと進歩するでしょう、とラリット先生は言っていました。 

 

 

次回のミーティングは9月6日か13日になりました。次は演劇チームからの参加者も少し増やしての勉強会になります。


ネパールのインターネットニュース番組のインタビュー番組に出演しました。

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ネパールのインターネットニューステレビのインタビュー番組に出演しました。

नेपाली गीत गाउने जापानी युवती 

(ネパールの歌を歌う日本人の若い女性)

※若くはないけど、若い女性、といってくれています。(;´・ω・)

 

 

カメラマンがカメラを回しながらした質問に私が答えている素材ビデオを編集したものなんですが、「徹子の部屋」的な番組ならもっとリラックスできたのに、、、と思います。一人でずっとしゃべり続けているみたいで、なんか変だよね~

 

 

 

以下、インタビューの内容の解説です。

 

始まってから約1分は歌っています。レッサンフィリリ。

 

1分後くらいからネパールに来ることになった経緯をはなしています。

 

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大学3年の春休みにネパールに旅行に来て、ネパールの歌や音楽が大変気に入り、その後、1999年からネパールに住み始めて17年になりました。

 

ネパール語はビソバサキャンパスで1年4か月くらい勉強しましたが、その後は独学で勉強しました。

 

ネパールに継続的に住むようになった時から、ネパールの歌を習うんだと思ってきましたので、ネパールに来てすぐに、歌をミララナさんから、マーダルをヌチェバハドールダンゴールさんから習いました。

 

日本で大学に通っているときから、バンド活動をしていましたが、初めてネパールに来て、レッサンフィリリという民謡を習って日本に帰ってから歌ったところ、みんな大変喜んでくれて、これからもネパールの歌をもっと歌ってくださいと応援してもらいました。

 

日本とネパールの間で共通点があると思われるロークギート(民謡)を好んで歌ってきました。

 

そうして、初めてのアルバム「スンダリ」をリリースしましたが、このアルバムはネパール語、日本語、2つの言語で歌ったこともあって、とても有名になりました。

 

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プロの歌手といえば、歌ってお金を稼いで生活することが出来る人のことを言うのでしょうが、私は、心意気はプロの歌手として、お金をもらうことがなかったとしても、2つの国の友好のために歌を歌っていこうと思いました。

 

私のファーストアルバムのタイトルは「スンダリ」で、11曲の歌が収録されていますが、アルバムのアレンジャーは昨年お亡くなりになった、スニル バルデアさんにしてもらいました。私は彼のファンでもあったので、とてもうれしかったです。

 

それから5年後の2008年に「アサバディ」というタイトルのアルバムをつくりました。そこにも11曲がおさめられていますが、中でも一番気に入っているのはレッサンフィリリという曲です。

 

6つの異なる言語でレッサンフィリリを歌ったのですが、カース語(ネパールの標準語であるネパール語)、ネワール語、タマン語、ライ語、シェルパ語、マイタリ語、日本語の6つの言葉です。

 

2004年に元ネパール国王であるギャネンドラさんからゴルカダクシンバフ4等をいただきました。その年はたくさんの芸能人が受勲をした年でもありましたが、私の場合は、2つの国の友好のために音楽を通じて尽力した、ということを評価してもらっての受勲でした。

 

(この後アルバムから1曲歌う ジグトゥマン)

 

歌が終わって、、、、

 

ネパールでしている活動について話しました。

 

TERAKOYAプロジェクト

2015年にネパールに震災があった年にはたくさんの支援物資を届けるプログラムをしましたが、震災から6-7カ月たってから始めたTERAKOYA学習塾のことについて話しました。

 

両親が学校に行っていないという理由で家庭で宿題が出来ない子供たちの学力格差の問題を解決するためにコミュニティー学習塾を現地NGOと一緒に始めて2年間たちましたが、これまで子供たちはとても一生懸命勉強してくれ、成果を上げることが出来ました。

 

グリーンリボンキャンペーン

最近バクタプルにあるネパール臓器移植センターの医師の方たちと一緒にグリーンリボンキャンペーンを始めました。グリーンリボンキャンペーンで啓蒙していこうとしているのは、「人の最期というのはいつ訪れるかわかりません。今は元気はつらつとしている若者でさえも、あしたあっけなく死んでしまうということもあり得ます。自分の最期の時にあたって、臓器提供の意思があって、提供することによって現在病気で苦しんでいる人の病気が治ることがあるのなら、このことについて自分の考えを身近な家族とシェアしましょう。」ということです。

 

女性の生計向上プロジェクト

女性の生計向上のためにネパールの手工芸品のプロモーションをしています。そのプロジェクトチームの名前は「ブランカモンティーノ」といいます。ブランカモンティーノの目標は、日本の観光地のお土産をネパールで作って、日本に送ることです。この貿易によって日本とネパールの2つの国の友好関係がよくなること、女性の生計向上を願っています。

 

日本留学に関する情報サポート

10年前からメロフルサトランゲッジセンターという日本語学校の校長をしています。今日本にはネパール人が6万人いると言われています。ある年は1年で5000人のネパール人が留学生として日本に渡ったというニュースを聞きました。(少なく見積もって)1人が100万円の投資をして日本に渡ったとしても、5000人分なら50億ネパールルピーになります。これだけのお金がネパールから日本に払われていますが、一人一人の学生は、日本でどんな良いことを学んでネパールに帰ってくるつもりがあるのでしょうか。日本に行くことを決めたら、どんな良いことをを学ぶために日本に行くのかを今一度よく考えてほしいと思います。

 

 

これからの抱負

2017年から私は生活の拠点をネパールから日本に移しました。でも、これからも、年の3-4カ月はネパールを訪れて、2つの国のために仕事をしたいと思って言います。

 

日本に帰って、自分の活動をするための組織を作りたいと思っています。ネパールの文化や芸能、友好に関する事業だけでなく、子どもたちの教育問題や、女性の生計向上などをサポートするような仕事をするための組織を作って仕事をしたいと思っています。

 

 

 

インタビューが終わって、先日参加したサイクルラリーの時の映像。シルサヤヘクを歌うシーン。

 

 

 

これでインタビュー番組も終わります。

 

 

インタビュアーの質問の音声も入れてトーク番組風に編集してくれたらもっとナチュラルな会話になったのになあ、と、残念ですが、

次はそういう番組にも出られるといいな、と思っています。

 

 

以上、スンダリミカのネパール語によるインタビュー番組の日本語解説でした。

 

 

 

 

 

 

2年間TERAKOYA学習塾の継続支援をしてくださってありがとうございました。

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2017年9月3日、TERAKOYA学習塾の子供たちにめちゃ君絵本をくばりました。

 


少し早めにビジェタエココミュニティーの事務所についたので、会長のバドリさんにTERAKOYA学習塾の運営費9月末までの分を渡しました。2015年8月から2017年9月まで継続的に運営費を支援してきましたが、今回のこの寄付がひとまずの区切りになります。
10月からはスペインのドナーが引き継いでくれるという話を聞いていますので、TERAKOYAは引き続き続行しますのでご安心ください。

 

 


プレゼンターの画家の境みるさん

 

支援をバトンタッチすることについてはいろいろな理由がありますが、切実的・現実的な理由として、預かっている寄付が底をついた、ということがあります。
JICAの助成金をとろうと書類を準備したこともありましたが、選考には漏れてしまいました。(世界の人びとのためのJICA基金活用事業ってやつ)。


JICAの選考に落ちたら、別のドナーにバトンタッチしようと思っていたので、9月までの運営費支援で最後にすることにしました。2015年4月の震災から今まで継続的に支援の寄付金を送ってくださっていたドナーの方には心から感謝申し上げます。

 

 


理想的には、運営費の全額を海外からの寄付に頼るのではなく、子どもたちの親やコミュニティーから集めたお金などで運営するNPO的な補習塾になってほしかったのですが、そういうことはネパールではまだまだ難しいみたいです。
ビジェタのバドリさんはこのあたりの地主さんでお金もちではありますが、コミュニティーからみたら「とても良い活動ではあるけど、お金持っている人や外国のドナーの金でやればいいじゃないか」という考えがどうしてもぬぐえないみたいです。

 

 


切実的、現実的理由以外に支援する方も、支援される方も震災直後の興奮状態から醒め、ややモチベーションがさがってきているという現象がみられました。
TERAKOYAの運営費は2ヶ月に一度のマンスリーレポートをビジェタから提出してもらった後に支給するということに取り決めしていましたが、2017年4月からレポートの提出がなくなってしまいました。私がネパールに常駐しなくなった時期と並行して、レポートも滞るようになったので、ある意味仕方のない現象かしらん、ともおもっています。

 


TERAKOYAへの今後の支援に関してですが、毎月の運営費ではなく、優秀な学生への奨学金にして、通える範囲の私立に行かせたらどうかしら、とかんがえていますが、まずは、まとまった寄付金がたまらないと実行に移せませんので、2018年の春まで次の展開は保留にしておきます。

 


この日はTERAKOYAの子たちにめちゃ君絵本を配り、お絵かきワークショップコンテストをして、お菓子を配り、楽しいプログラムになりました。

 

 

絵本を配る境みるさん

 

 

真剣に絵本を読むことども達

 

選考会開始

 

 

ベスト6

 

ベスト3選出

 

誰が選ばれるのか気になってのぞき見する子供達

 

6位から1位までの子供に賞金が渡されました。

 

この子が1位になった子です。


1等賞金500rsとアナウンスされた時の子供たちのギラギラした目がわすれられません。
才能をお金で評価するって、モチベーション高めるうえでは最高ですね。(´∀`)

 

 

黒猫めちゃ君の絵本を配るお手伝いをさせてもらっています。

 

絵本でえがおとは?

2017グリーンリボンキャンペーンIN大阪 考えよう 命のこと イベントに参加します。

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1980年代からアメリカで始まった活動であるグリーンリボン活動は臓器移植に関する意思表示をするキャンペーンです。2017年は日本で臓器移植が法案化されてから20周年です。今年のグリーンリボンデーは家族と一緒に命について考えてみませんか?

 

ネパールでのグリーンリボン活動は始まったばかりですが、日本の現状はどんなんでしょうか?

 

 

こちらをクリックすると

詳しい情報のページに行きます↓

グリーンリボン運動とは?

 

グリーンリボンは、
世界的な移植医療のシンボルです。


グリーンは成長と新しいいのちを意味し、
“Gift of life”(いのちの贈りもの)によって
結ばれた臓器提供者(ドナー)と
移植が必要な患者さん(レシピエント)の
いのちのつながりを表現しています。


(公社)日本臓器移植ネットワークを
はじめとする関連団体では、より多くの人に
移植医療について理解してもらうため、
毎年10月の臓器移植普及推進月間を中心に、
グリーンリボンキャンペーンを展開しています。


臓器を提供してもいいという人と
移植を受けたい人が結ばれ、
よりたくさんのいのちが救われる
社会を目指しています。

 


毎年10月を臓器移植普及推進月間とし、より多くの方に移植医療について理解していただく活動が全国で行われています。臓器移植法が施行された日を記念して、10月16日をグリーンリボンデイと制定し、漸く移植関係者にも知られるようになりましたが、いまだに一般の認知度は高くありません。

 

そこで臓器移植法が施行され20周年を記念し、大阪府民のみな様に臓器移植に関心を持っていただき、理解を深めていただくために、グリーンリボンを冠したイベントを開催します。


大阪イベント会場ではゲストスピーカーに日本移植者協議会代表の下野浩さんとネパールでこの8月からグリーンリボンキャンペーンのサポートを始めた大衆歌謡歌手のスンダリミカさんを迎え、日本とネパールの臓器移植に関するホットな情報をお届けします。


日時 2017年10月16日 
時間 18時半開場 19時開演 20時半終演(約1時間半)
※終演後、同じ会場で軽食を提供した懇親会(別途お食事代1,500円)をします。22時終了予定
参加費 1500円(ネパールの女性が作ったグリーンかピンクのビーズブレスレットいずれか・お茶お菓子付き

 

グリーンリボンとピンクリボンキャンペーンのためにつくったネパール製ビーズのブレスレットです。

会場 みつや交流亭(※クリックすると地図が開きます。阪急電車 神戸線神崎川駅下車 三津屋商店街のアーケードの中程。駅から徒歩約7分。


定員 30名
主催 佐久間寿美 
共催 オフィスゆるら
協力 日本移植者協議会 公益社団法人日本臓器移植ネットワーク ネパールグリーンリボンキャンペーン連絡会 みつや交流亭

お問い合わせ、お申し込みは、
ゆるらかふぇ 佐久間寿美
Tel.06-7493-9719
Mobile 090-8192-8792
Mail info@yurura.net

http://www.yurura.net/

 

ネパールのグリーンリボンキャンペーンキックオフミーティングの写真より。

岡山の中学1年生の前で「しくじり先生風講演」をしてきました。

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2017年10月13日岡山の旭東中学でのキャリア学習講演会で生き方に関するお話をしてきました。

 

 

①スンダリ・ミカさんの生き様を通して、自身の生き方や進路を考えるきっかけとする。

②国や社会、文化や言葉にとらわれず、自己実現に努めるたくましさを学ぶ。 

③音楽や踊りなど表現・コミュニケーションの大切さに気づき、今後の生活に生かす

 

という目的に子供たちがどのくらい気付けるかが講演のねらいなのですが、、、、果たして伝わるのかしらと、ドキドキしました。

 

 

 

中学1年生306人を相手にお話をさせていただきました。

 

 

 

講演だけでなく、楽器の演奏や歌も歌いました。なんてったって、私、歌手ですもの。

 

 

講演が終了した後、旭東中学のHPには担当の先生が以下のような講演報告をしてくれました。

 

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旭東中学HPより

http://kyokutoc.blogspot.jp/2017/10/blog-post_13.html

 

10/13(金)キャリア学習プログラムの一環として、ネパール大衆歌謡歌手のスンダリ・ミカさんよりご講演とお歌のご披露をいただきました。岡山県国際理解学習プログラムの一環で、ネパール支援団体「ダフェ・プロジェクト」さんとの連携事業。

スンダリ・ミカさんは「好きなことをして生きる~準備と覚悟のススメ~」として、生徒たちに自分が見つけた好きなことを追求することの大切さを、ご自身の「しくじり」(失敗談)も交えながらエネルギッシュに語ってくださいました。ネパールで日本人初となるデビューと国王よりの受勲を受けられた美声と迫力に、中学1年生306名は驚き、感銘を受けながら貴重な学習をすることができました。
活動拠点を日本にうつし、ネパールにおける教育支援や留学生支援をはじめソーシャルビジネスにも着手されているミカさん。今後のご活動についても、生徒共々関心をもっていきたく思います。

スンダリ・ミカさん、お繋ぎくださったダフェ・プロジェクトの江見さんはじめ、皆さまに感謝申し上げます。

 

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担当の先生には喜んでもらえたようで、ほっとしました。

 

 

そして、講演会の直後に生徒一人一人が書いてくれたという感想文を一部メールで送ってもらいました。

 

(^-^)王様もよく私を選んで勲章をくれたよね。

 

 

(^-^)まだまだ夢はあるよ。

 

 

(^-^)つらいことをして生きるなんて、考えただけでも辛すぎるわ。

 

 

残りの302名分の感想文は20日に岡山を再訪するときにコピーをくださるそうです。

 

担当のT先生、セッティングしてくださってありがとうございました。

 

 

小学校での国際理解の授業は何回かしたことがありましたが、自分の人生を語って聞かせて中学生に気づきを与えるってのは初めての試みで、そんなんムリちゃうかと思いましたがなかなか伝わっているもんやな、とうれしくなりました。

 

 

こんな私の(〃ノωノ)ハズカシイしくじり話を子供達に聞かせてみたいという学校関係者の皆様、ぜひお声かけてください。

 

 

 

2017年10月13日から15日までの写真集です。(*´艸`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年10月16日大阪グリーンリボンキャンペーンイベント終了しました!

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8月からゆっくり準備をしていた大阪グリーンリボンキャンペーンイベントでしたが先日無事終了しました。参加者12名とこじんまりした会でしたが、臓器を受けた方(レシピエント)とドナー家族の方からの貴重なお話をきけました。私もネパールの臓器移植の現状についにお話をさせていただきました。

 

 

 

 

当日のイベント時間中は会場になったネパールカレーレストランのパリジャートさんの前に臓器移植に関するバナーを設置しました。

 

もしもの時の話を家族としている人は3割にも満たないそうです。

 

 

 

 

イベントに参加してくれたお客さんにわたしたキャンペーングッズ。グリーン&ピンクビーズのブレスレットとグリーンタラのポストカードです。

 

 

グリーンタラはこんな仏様です。

世界中で一番高い山の頂(チベット)に、観音菩薩が住んでいました。観音菩薩は地上を見下ろしては、苦しむ存在を助けようとしていたのですがすべてのものを救うことができずに、その目は涙で溢れてしまいました。その慈愛の涙がこぼれ落ちた場所には蓮の花が咲き右目の涙からは白いターラー菩薩が、左目の涙からは緑ターラー菩薩が生まれました。


観音菩薩は、あらゆる方角を見渡して助けの必要な存在を見つけるとターラーに知らせました。急いで助けが必要な人には緑のターラー(緑色には早く移動できる力が宿っているのです)が風のように素早く駆けつけ優しさや慈愛が必要な人のところへは白いターラが近づき恐怖を超えられるよう力を与えてくれるのです。

チベットにおいて、この女神は絶大な信仰を集めています。
ターラ菩薩に祈ることで、修行の成就や心の平安、災難から身を守ってもらうなどさまざまな願望が叶うと言われているのです。

マントラは・・
「OM TARE TUTARE TURE SOHA」
(オン タレ トゥタレ トゥレ ソーハー)
「空、母、恐怖からの解放、受容し与える」という意味です。

グリーンターラーは、左目から生まれた緑ターラは活動的な面が強調されており、何時でも救済に出かけられるように右足を前に出しているのが特徴で招福・財運などの願望成就に効果をもたらすと言われています。

 

 

イベントのレポートですが、当日の運営スタッフで広報のお手伝いもしてくれていたマイさんのレポートを紹介させていただきます。

 

 

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大阪グリーンリボンデーイベント

2017レポート💚

「Noでもいいんです。」
残された家族は極限の状況のなか、限られた時間で臓器を提供するかしないか、さらに極限の選択をしなければなりません。本人の意思表示がなければ、はたしてその決断が良かったのか、悪かったのかを悩み続けなければなりません。

 

 


Y氏はお兄さんをバイク事故で亡くされ、お兄さんは意思表示をされていませんでした。「誰かのために…というよりは、残された家族の負担をなくすために…。ぜひ意思表示をしてください」と。
本当に重みのある言葉でした。「Noでもいい」と言われて、意思表示に対する固定観念のようなものがふっと軽くなったような気がしました。

 

 

 


 

今回のゲストスピーカーである下野浩先生は、日本移植者協議会の理事長をされていて、ご本人も腎臓移植を受けられました。透析の大変さや透析医療の現在の状況。あらゆる(ドナー・ドナーのご家族・医療スタッフ・透析スタッフなど)人々への感謝のお話し。日本は保守的な国柄であることや、臓器移植法が改正されるまでにかなりの時間がかかっていてまだまだ臓器移植に関する認知度の低さや、意思表示の少なさ、臓器移植にかかるお金、保険適応や問題点など、簡単にはいかない現実を数字を交えながらわかりやすく説明していただきました。

 

 

そして何よりやはり糖尿病や成人病などの生活習慣病に気を付ける生活を心がけること。食べる、運動する、休む、寝る。家に帰ったら手洗いうがいをする。ストレスをためないなど。当たり前なのに今の現代社会ではどうしても難しくなっている毎日の生活を改めて意識することは、私も将来のためにも再度意識しなければならないことだと思いました。

 


スペインは「臓器移植の先進国」と言われており、亡くなった本人が臓器移植を拒否する意思を示していない限り臓器を摘出してよいとなっているそうです。そしてすべての医療機関に専門の医師・看護師による移植コーディネートチームが配備されていてその理由にふさわしい体制が揃っているそうです。お国が変わればこんなに違うんだと、そんなお話にも驚きでした。

 

 

 

そしてスンダリミカさんは私が初めてお会いした6月末に、それまでネパールで活動されてきた様々な活動報告(そのすごさにビックリ!)と、これから日本に拠点を移してこんなことをやりたいと思っていますと、その時初めてグリーンリボンのお話が出てきました。その時はミカさんも私と同じ臓器移植に関して何もわからない感じだったと思います。

 

 

が、ミカさんは有言実行!それから8月にネパールに飛んで早速ネパール・バクタプルの臓器移植センターを訪問しネパールの臓器移植の現状(ネパールは、本当に最近2016年12月1日に臓器移植法が施行されたばかりだそうです)や啓蒙活動方法の模索(絵本や演劇、サイクルラリーなど)と次から次へと思いを実行に移し、そのバイタリティと迷わず行動に移るすばやさに再度ビックリ!しました。

 

 

 

 

 

ミカさんのお話はネパールではまだまだ貧しい村がたくさんあり、違法な臓器売買も闇で実際に行われていることや、ネパールではまだ迷信があったり、身分や宗教に関する問題もあることなど、日本とはまた違った臓器移植に関する情報を教えていただきました。

 

 

そして、ネパールのグリーンタラ菩薩とグリーンリボンをコラボしたり、富山で曼荼羅絵師をされているネパール人のダルマさんが書かれたグリーンタラ菩薩のポストカードやグリーンブレスレットなどを作成するなど、グリーンリボン活動を日本とネパールで広めるための様々なアイデアをひらめいた時にすぐ形にして、うまく日本とネパールの友好にも繋げているその啓蒙アイデアにも脱帽でした。

 


今回のイベントでは、立場の異なる方々からそれぞれの貴重な経験やお話を聞くことができ、それが自分の生活のあらゆる場面にあてはまる部分もあり、もしかしたら自分も臓器を提供する、受ける立場になるかもしれない、決して他人事ではないことなど色々なことを考えた一日となりました。


いち主婦として、母として、ネパール人の妻として、これまで臓器移植に関して何も知らなかった人として、今回このイベントをお手伝いする機会をいただき、素直に感じた私のレポートでした。
長文のご拝読ありがとうございました。


このイベントや、フェイスブックの投稿で、1人でも多くの方が臓器移植に関心を持ち、意思表示をする方が増えることを願っています。

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マイさん詳細なレポートありがとうございました!

 

 

 

セミナーの後にグリーンなメニューを取りそろえたスンダリミカディナーショーをして交流をしました。

 

 

 

 

こちらが緑がちなメニューです。曼荼羅絵師のダルマラマさんは富山県で小松菜農家もされています。この日はダルマさんの作った小松菜パウダーを取り寄せて作った特別メニューです。

 

 

コマツナパウダーオイル掛け大根マリネ

 

小松菜パウダーオイルソテーのポテト

 

小松菜オイルソース掛けのチキンロースト

 

 

小松菜パウダーオイルをかけた蒸し豆腐

 

 

 

10月16日はスンダリミカの誕生日でもあるので、誕生日ケーキもふるまっていただきました。

 

グリーンなケーキ

 

 

 

大阪グリーンリボンデー終了しました。集まってくださった皆さん、ありがとうございました。

 

本日の参加費1500円から500円をネパールのグリーリボンキャンペーンに寄付しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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